ライフハックと子供とジム

生後4か月の子供を持つ30代の日々の日記。

この夏挑戦した1つの限界チャレンジ。

     ここは、羊蹄山の山頂 

            標高1898m

            早朝4時15分頃

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         限界を超えたい衝動がある

ひとり夜中に山登って。山頂から日の出を拝をみたい。寝ないで。

 そしてこの写真をさつえいした。っていう話

登った山。北海道ニセコ近くに羊蹄山という山。

蝦夷富士とよばれている。標高1898mの山

平均移動時間。登り4~5時間。降り3~4時間という山。

 

わたしは、この山に登りたい。のぼるだけでなく日の出もみたい。

ネットで調べると頂上近くに避難小屋があるので、小屋で仮眠し日の出前に山頂へ。そして日の出見るのが一般的のようだ。しかしわたしは、おのれの限界を超えたい。日の出前の暗闇を克服したい。という衝動がある。じゃ夜中登って。日の出拝むかと想像し、行ってきた。単独で。綿密に計画たて。結果、絶景で最高な日の出を見た。映画「君の名は。」冒頭シーンの日の出と雲海そのものだった。山頂はさむかったが、いつまでも見ていたいという光景だった。

 

決行日は7月末、夜10時ごろ自宅出発、羊蹄山までの距離、約100km。

車飛ばして、羊蹄山へ。比羅夫ルートという初心者でも上りやすいルートから攻めた。しかし普通の登山と違うのは明かりがない。真面目にない。駐車場、真っ暗。そこでヘッドライト使って登る。登り途中でライト消すとあたりは闇だ。1合目。明かりが無い。漆黒の闇だった。2合目も3合目も4合目も。動物の鳴き声、虫の声しか聞こえない。ヘッドライトだけを頼りに登る。ひたすら登る。7月末は北海道も真夏だ。歩くほどに汗、汗、汗。水分補給。汗、汗、汗。水分補給。の繰り返し。しかし途中から風が吹き始める、そして体感温度がどんどん寒くなってくる。

実際秋の夜くらいの寒さだった。やべーどんどん寒くなってくるぜ、頭もボートしてきた。あたりは闇だし、なんかあったらまずいと恐怖が浮かんでくる。いやいや、冷静に冷静にと心を落ち着かせ、フリースを着て、ジャケットを着て寒さ対策をする。心を落ち着かせ登る、登る、登る。そしたらいきなりガツンと!!頭に衝撃食らう。帽子かぶっていたが痛い。びっくりしたー。6合目くらい。木が登山道にせり上げていて、体を屈まないとぶつかってしまうくらい邪魔をしていた。あたりを気を付けながら登る。次第に夜が明けてくる、うっすらとあたりが見えてくる。頂上までもう少し、避難小屋を過ぎる。後続からヘッドライトの明かりが無数。小屋からの宿泊者たちだ。羊蹄山の山頂は、釜のようになっていて、釜の側面を歩き、山頂へたどり着く。頂上からニセコ山系の山々が見える。この辺りでは羊蹄山が一番高いので山々を見下ろせる。あたりは雲海で山の山頂だけが見えている。雲がピンクかかっていて、地上では見れない景色。日の出を見る。堪能したら下山。車で仮眠して、家まで約100km運転して当日帰宅する。終わり。

        ピンクかっかた雲海 

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